「ブルーフォレスト物語」は、12人の神々(「神王」)に分割管理された架空の惑星「エルスフィア」上の一地方、
「森王」ナウマニカに見捨てられた(!)「シュリーウェバ地方」を舞台とした、
「オリエントファンタジーシステム」です。
「オリエント」と呼ばれる所以は、舞台の世界観が、東南アジア方面(熱帯雨林地方)にイメ
ージされているため、住人はサンダルに手ぬぐいが標準装備だったりもするのです。
この世界では、人間や妖精、魔物に龍(竜ではありません)、そして、
神々さえ(神様はひっそりとですが)も、同じ大地で生活を送っています。
飢饉に苦しんでいた村に、一人の神が恵みの雨を降らせた・・・
などの話も実際に起こり得るのです(もっとも、後々考えてみて、
「もしや、あの方は・・・!?」と言う状況ですけれど)
このシステム、初版(ツクダ版)が発表になったのは、ゆうに10年以上が
過ぎてしまったような・・・。
・・・はい、編集後記が1990年になっていましたから、既に11年が経過していますね(^^;
当時では、「女の子にもやさしい」ルールと言われていたこともあり、
ゲームシステム的には当時のゲームとしては簡単な部類に入っていたかと思います。
しかし、簡単の中に奥の深いゲームシステムがありまして・・・それが「悟りレベル」
と呼ばれるものです。
このシステム、人間のメンタル面〜可能性?〜を重用視した作りになっており、
この「悟りレベル」が上昇していくにつれて、PCの能力以上の力を発揮していく
ことができるのです。ただし、強大すぎる力は、いずれ制御できなくなるもので、
「悟りレベル」が70以上(通称「悟りきった」)の状態となると、
良くて人間を超越した存在(つまりは「亜神」)、悪くてその場で大爆発(!)
してしまいます。
故に、ブルフォレプレイヤーのほとんどは、「悟りレベル」が増えすぎると、
必ず下げる(そう言うこともできます)ような
行動を取り出したりするのですよね。
・・・一度で良いから、悟りきったPCを見てみたいですよ(^^;
さて、現在、「ブルーフォレスト物語」は、現在、
第二版「デザイナーズエディション(96年発表)」まで存在します
(全作の約20年後の戦乱の時代が舞台です)が存在しますが、
新たに、第三版の開発が進められているとのことです。
「ブルフォレ」でGM技術を磨いてきた私としては、第三版の発表が、
とても楽しみなのですよね・・・。
・・・頑張って下さい、伏見先生!!
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