End-4「友との別れ」

ScenePlayer=速水彩

 

 歴戦の若人たちを、その奈落へと飲み込んできた伝説の崖・・・。

朝の陽射しに彩られたその場所に、唯一の生還者である彩は立っていた・・・。

 

 では、(紗枝の)ロケットを手に持って・・・開くけれど、中身は見ない。で、「紗枝・・・今度、会った時には、自由に・・・お互い自由に、楽しく生きていける、そんな世界で、また、会おうね・・・」と、言って、そのまま、崖に向かって放り投げる。

勇次 あぁ、無性に絡みてぇ―――。

 

 放られた、銀のロケット・・・。朝日を浴びて、キラキラと輝きながら、音もなく、落ちていった・・・。

 

 「・・・ぜったい、約束は守るね。私も絶対に約束守るから・・・ずっと、待っているからね?」と、言って、そのまま去っていきます。

GM うん。

 ・・・そして、報告は、誰かが行ったと思うので・・・ほっとく(笑)

勇次 ・・・行きたくもなかったよ、報告なんて・・・。

 

GM はい、そこでシーンを切りましょう・・・では、お待たせしました、主人公。

卓人を除く一同 (優しい笑み)

GM 卓人のエンディングです。

素直 はい、(卓人に)GMに任すんじゃぁない。

七志 フフッ、クライマックスより、ある意味、辛いかもしれない(笑)

 

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