OP-2 「旧友 ScenePlayer=速水彩

 

 夢を見ていた・・・。

 

 おぅ!?(笑)

 

UGNのエージェントを育成する施設。大西紗枝と初めて出会ったのは、訓練実技での対戦相手としてであった・・・。

 

GM そんなわけで、幼い頃の記憶なんですけれど・・・。

 夢だからといって、それが予想される現在の姿・・・と言うわけではなくて小さい頃の記憶なわけね?

GM そうです、小さい頃の記憶です。そういうわけで、子供の紗枝は、緊張しつつも「よろしくおねがいします!」と元気よく礼をしてくると。

 まぁ、こっちもその時は純粋なので(笑)瞳をキラキラさせながら「よろしくおねがいします」と返事をする。

七志 こっから落ちるんだ・・・。

勇次 あぁ、なるほど〜(笑)

GM ちなみに、彼女の能力は、サラマンダーのピュアブリードだったりしたりして。

勇次 ほう。

GM そして、初めての試合では、思いっきり能力を暴走させて爆発し―――。

勇次 は―――っ!?

GM ―――黒焦げになる二人

七志 《ウルトラボンバー》か?

 

 ・・・ちがいます。

 

GM そして、実技の教官にはこっぴどく叱られると(爆笑)

 それは・・・、一方的に向こうが悪いのではと・・・。まぁ、それが記憶なわけね?

GM うん。さて、場面が切り替わって、試合の後の記憶・・・、施設内の広場で「さっきはごめんね」と謝る紗枝(笑)

 「いやいや、まぁ、たまにあることだよ・・・たぶん」(笑)

 

 あまりあっても困るけれど・・・(笑)

 

紗枝(GM)「もっともっと練習して“力”の使い方、上手にならないとねぇ・・・」

 「時間が経てば何とかなるでしょう」

紗枝(GM)「そうかなぁ?」

 「今は、急いだってしょうがないし、今は、教官たちの指導に従って頑張ればきっとうまくなるよ」

紗枝(GM)「そだね!ありがとう」

 

素直 ・・・なんて素直!(爆笑)

勇次 この紗枝がどんなに変わっていくか楽しみだ(笑)

 

 「今度の試合では、手加減しないからね」

紗枝(GM)「うん、あっ、そうだ、あたしの名前は大西紗枝

 「わたしは速水彩」

紗枝(GM)「よろしく!」

 

GM そして、硬く握手をする二人・・・そして、目が覚める。

 ・・・ふぅ!(笑)

素直 なんだ、その反応は!?

 ・・・あんな管理された記憶を思い出すなんて・・・。

GM 紗枝との初めての出会いは、こんな感じだったわけですが、以後も施設を出るまでの間に硬く友情を結びまして・・・。

 向こうは、どこか違うところに配属になっって、その後、会ってないと。

GM うん、そんな彼女が極秘調査と言うことで、H市に来ており、その調査中に行方不明になったと言う報告があったと・・・その辺は、ハンドアウトに書いてあったと思うけれど・・・。

 うん・・・まぁ、消息を絶ったとは書いてあるけれど・・・それが、この市であったことはここには書いてないね(笑)

GM あれ、書いてなかったですか、まぁ、この市なのですよ

勇次 びっくりの事実ですな(笑)

 な、なるほど・・・この市でつい先ほどの報告ですか。

GM 紗枝はUGNの日本支部直属での・・・ぶっちゃけ、霧谷さんからの直接指令だったわけですよ。

 

 霧谷雄吾・・・UGN日本支部の支部長です。

 

 で、彼女が消えたって言うのは、風の噂で耳にしたってところなのかな?それとも、探してくれと言う依頼がこっちにくるの?

GM 後者ですね、指令という形でH市支部に来ています。

 なるほど。

GM もうまもなく、正式に指令が降りるのではないのかな?と。そうしていると、あなたの携帯の呼び出し音が鳴り響きます。

 「(だるそうに)はいはーい、こちら速水彩」(笑)

勇次 あの、純粋な女の子の面影はどこへ!?

七志 まったく、影も形もないですなぁ・・・。

GM(ごそごそと手元にあるかつてのセッションシートを漁り)・・・支部長の氷室誠司さん・・・、なぜにセッションシートを見ているかは秘密です。

 うん・・・知っているけどね(笑)

氷室(GM)「あぁ、速水君ですかー?」

素直 ・・・でた。

氷室(GM)「礼の件ですけどね?正式にこちらで受け持つことになりましたんで。それで、今回参加するメンバーに集まってもらってるので、あなたもこっちに来てもらえます?詳しい話は、それからと言うことで」

 「じゃぁ、急いで行くわ」

氷室(GM)「えぇ、なるべく急いで来てくださいね」・・・素直に従ってくれよ〜(笑)

 もちろん、従うけどさ―――(笑)

勇次 なぜか、信頼におけないのですよ(笑)

 あんな、純粋なのに〜〜〜。

 

 “だったのに”・・・です。

 

七志 “十五で不良”なので(笑)

 ははは、まぁ、そういう状況なので、ダッシュで行きます。

GM うぃ、そんなところで、シーンを切ります。あ、侵食率上げておいてくださいね。

 

◆ ◇ ◆

 

GM では、PC3・・・勇次のオープニング・・・なんですけれども、PC1〜4は、全員参加です。

 あっ。

七志 あっ。

GM あ、違った。PC1、2、3・・・

素直 俺もか!?(笑)

七志 飛ばされた(笑)

素直 じゃぁ、侵食率上げますかぁ。

GM 登場したPCは、全員侵食率を上げておいてください。ちなみに、これは、PC3のオープニングですので、勇次の心象から始めたいと思います

 

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