OP-3 「任務の名の下に(笑)ScenePlayer=我妻勇次

 

 支部長は明らかに笑っていた。今回のミッションに参加する全員がまもなく集合するが、その前に、勇次は予め、今回のミッションについての説明を受けていた。ミッションの大筋はいたって真剣にあたらねばならない内容だ。だが、しかし・・・。

 

GM そんなわけで、支部長の氷室さんが「あぁ、皆さん、ご足労いただいて、ご苦労さんです」と。

素直 なんて、ノヘノヘした人なんだろう・・・。

氷室(GM)先ほど、我妻君にも話したのですが、改めて、説明させてもらいます」

勇次 ポケットに手を突っ込んで、ふてくされてその辺に立ってる。

七志 えーぃ、不良人間め(笑)

GM いや、ごめん、「ふてくされて」ではない。この辺に(額の辺りから縦に)青線が入っている

勇次&七志 うっわぁ―――!(笑)

卓人 「で、今回の仕事ってのは、なんなんだ?」

氷室(GM)「実はですねぇ・・・」

 

◆ ◇ ◆

 

七志 青線ときたよ青線(ボソリ)

勇次 青線・・・(ボソリ)

素直 なんて、マンガチックな・・・(ボソリ)

 

◆ ◇ ◆

 

氷室(GM)・・・「二ヶ月ほど前からなんですが、UGNの日本支部―――霧谷さんの直接の指令でエージェントが一人、この町で極秘捜査を行っていたそうなんですよ」

素直 ほぅ。

氷室(GM)「実は、とある学校で、“連続失踪事件”が起こっていまして、どうも、これにファルスハーツが関与している可能性があったそうでして」

卓人 ・・・むぅ?

勇次 高坂、どうした?

氷室(GM)「それで、潜伏調査を行っていたエージェントが行方不明になってしまったと言うことでして・・・」

卓人 ・・・本能が告げている・・・(笑)

素直 頑張れ主人公!(笑)

七志 己の不運を恨むがいい(笑)

 じゃぁ、そこまで聞いて「紗枝から連絡があったのは、いつまでなんですか?」

氷室(GM)「霧谷さんによると、3日前を最後に連絡が途絶えたとか」

 どういう話だったの?

氷室(GM)「なんでも、“とても重要な”情報が伝えられたそうですが」

素直 その情報は、こちらへは?

氷室(GM)「実はですねぇ・・・、我々って、H市の支部ですけれど・・・」

素直 そうですねぇ。

氷室(GM)「で、まぁ、その上に日本支部、さらには、中枢評議会が管理するUGNの本部がありますよね?」

素直 えぇ。

氷室(GM)「で、さらに、UGNと言う組織を運営しているのはランカスターと言う会社だと言うことはご存知かと思いますけれど・・・」

素直 ・・・。

氷室(GM)「実は、今回、(日本)国からの圧力がかかってまして(テヘ)」

七志(ここにいない人)・・・また。

素直 ・・・またまた。

 ・・・ほぅ。

氷室(GM)「どうも、国的には、公言したくない内容の物らしいです」

七志(ここにいない人)踏み倒そうとしてるぅ〜〜〜。

氷室(GM)「そんなわけで、伏せておくようにと言われているわけですよ」

七志(ここにいない人)うわぁ〜〜〜。

勇次 圧力かかっているわけね。

氷室(GM)「えぇ。とは言え、今後の対策の為にも言ってしまいますが、今回のこの事件・・・《賢者の石》が絡んでいるようです」

七志(ここにいない人)Gストーンが―――(笑)

 

 賢者の石・・・レネゲイドウィルスと通常のウイルスの違いは、感染対象が何も生物にだけ宿るわけではないという点です。鉱物に感染し、さらに純度の濃くなったレネゲイドは、結晶化し、水晶のようになります。このレネゲイドクリスタルのことを、別名“賢者の石”と呼びます。

 Gストーンに関しては・・・説明要ります?(笑)

 

氷室(GM)「そんなわけですんで、皆さん、くれぐれも注意して行動にあたってください」

卓人 わかりました。

 「で、紗枝は最後の連絡で、いったい何を伝えてきたの?」

氷室(GM)「どうも、石の封印されている場所の手がかりをつかんだとかで、その場所の調査を行うと言うことだったそうです」

 「その場所については、なにも?」

氷室(GM)「確証がなかったのか、そこまでは、伝えられてないようです」

 「そぅ・・・」

氷室(GM)「・・・で、今回、あなたたちには、その学校に潜入し、捜査を行ってもらいまして―――」

卓人 プシュ―――(笑)

七志(のプレイヤー)たしか、そこって女子高って言ってなかったっけ?

素直(のプレイヤー)言った―――、確かに言った〜〜〜!

GM 氷室さんはそんなこと言ってねぇ―――(笑)「そして、消息を絶ったエージェントの捜索、および、事件の真相の解決をお願いします」

卓人 わかりました。

氷室(GM)「ちなみにね、今回、皆さん若いですから学生として潜入してもらいます」

卓人 はぁ。

氷室(GM)「転入手続きはすでに終わってますので」

素直 はやっ!(笑)

氷室(GM)「さらに、明日から、すぐにでも調査可能なように手続きをしてあります。あと、皆さんの部屋の方に、制服とその他物品の方の支給も終わってますので、よろしくです」

素直 手回しはやっ!

七志(ここにいない人)なんちゃって高校生だ、わぁ〜い(笑)

素直 「相変わらず、お仕事がお早いようで」

氷室(GM)「えぇ、そりゃぁもう、私もたいへんですけどねえ(のへのへ)」

素直 心底、信用してないツラで見てます(笑)

氷室(GM)「では、皆さん、よろしくお願いします」

素直 では、「わかりました」と、私はここで退場する。

卓人 「・・・ひかりに何て言われるんだろうな・・・」と言って退場(笑)

 それでは、学校の方にも一回行ってみますか。

氷室(GM)「そうそう、今回、国が絡んでいると話しましたが・・・」

 ?

氷室(GM)「国の方から、茶々入れしてくる可能性もありますので注意してください」(笑)

素直(退場した人)“茶々入れ”ねぇ(笑)

七志 国の手先一号で〜す(笑)

 「・・・たとえ国だろうと、私たちの前に立つのであれば・・・」

七志 ガタガタブルブル(笑)

氷室(GM)「・・・力強いお言葉で、では、よろしくお願いします」

GM と、そんなところでシーンを切っておきましょう。

勇次 あ、切られる前に、(彩に)一言聞いておきたいのだけど。

GM どうぞ。

 

◆ ◇ ◆

 

「・・・知り合いなのか?」

「うん、小さい頃からの」

「・・・そうか」

 

 

◆ ◇ ◆

 

GM では、PC5のオープニング。

素直 ・・・って、俺かい!?(笑)(コロコロっとダイスを振る)

GM ところで、川宮素直(もとなお)で良いんだよね?

素直 もとなお!すなおって呼ぶな!!(笑)

GM (笑)と、言うわけで、オープニング始めます。

 

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