OP-1 「幼馴染」 ScenePlayer=高坂卓人

 

「やっほう!元気してた?」

と、隣に住む幼馴染の朝霧ひかり。

まだ卓人たちが幼いころ、まるで、少年のように活発であった彼女は、よく、窓から卓人の部屋へ遊びにやってきた。

 

素直 あぁ、基本だ基本!(笑)

勇次 なにが、基本なんだ!?

 

彼女の久しぶりの来訪。彼女が全寮制の“お嬢様学校”私立美山聖女学院に進学して以来の訪問であった。

 

GM そんなわけで、遊びに来ました(←ひかりが)

七志 フフフフッ(笑)

GM “”から・・・。

一名を除く一同(爆笑)

 

その場で硬直する卓人のプレイヤー、彼の死闘は、まだ、始まったばかりです・・・(笑)

 

素直 さぁ、どうした主人公!(笑)

卓人 くそぅ―――!

素直 俺はこういう恥ずかしい話を何度もやってきた!

GM 卓人がその場でボーゼンとしているとですねぇ、ひかりは(卓人の)目の前までやって来て、こう(卓人の顔の前で)手を振る・・・そして、卓人の目を覗き込みながら・・・「たーくちゃん―――?」(笑)

卓人(のプレイヤー)・・・。

素直 さぁ、どんどんダメになっていくぞ―――(笑)

 いや、「たくちゃん」ではなくて「たーちゃん」かもしれない。

一同(大爆笑)

七志 この、おやくそく属性な奴らめ!(笑)

素直 だって、こんな楽しいことないぜ。

七志 えぇ、いや、まったく(笑)

卓人 ・・・。

勇次 ひでぇ(笑)

GM ちなみに言っておくけれど、今回のシナリオの“萌え度指数”は大して高くない!

勇次 うるせーよ!(笑)

 

 訂正します、今回の“萌え度指数”は、過去最高を記録しております(笑)

 ・・・閑話休題

 

卓人 はぁ・・・(深呼吸)、「なんだ、ひかりか?元気そうだな」

ひかり(GM) 「うん、たくちゃんは?」

卓人 「見てのとおりだ」

ひかり(GM) 「元気そうだね」

卓人 「元気だけが取り柄だからな」

GM 「よかった」と、言いつつ、ひかりは、さも当たり前のように・・・そこが、いつもの指定席であるかのように、卓人のベットに座る。(笑)

卓人(のプレイヤー)(絶句)

素直 なんで、このGMは、ピンポイントで狙うかなぁ?(笑)

勇次 さすがだ、このやろう(笑)

 

ひかり(GM)「でも、この部屋に来るのも、すっごい久しぶりだねぇ」

卓人 んーと―――、「そういえば、もう、そんなになるか?」

ひかり(GM)「うん、私が(学院に)入学して以来になるからねえ」

卓人 「そうか、そんなになるか・・・」

 

ひかり(GM)「それにしても・・・」(卓人をマジマジと見つつ)「・・・たくちゃん、背伸びたねぇ?」(笑)

素直 また、そう言う事を言う―――!(笑)

勇次 ウグゥ!(爆笑)

卓人(のプレイヤー)・・・(絶句)

七志 ガタガタブルブルだー――。

勇次 すげぇ、どんどんダメージを与えてやがる。

 

 この後も、卓人(のプレイヤー)の死闘・・・もとい、他愛もない会話は続く・・・。朝霧ひかり、私が作った歴代ヒロイン中最大の萌えッ娘のようです(笑)

 

GM このままでは、卓人がかわいそうなので(笑)・・・先に進もう。こう、何気ない会話をしながら屈託なく笑うひかりですが・・・《知覚》チェック!

素直 知覚かい!(笑)

七志 うわっ。

素直 さぁ、なんかくるよ―――。

卓人 (ころころ)

GM (達成値を聞き)えぇとですね、笑顔のひかりですが、その表情の中にどこか無理をしている様な・・・ときどき、その表情に暗い影がさすような・・・そのような感じを持った。

卓人 ・・・。

GM ナンカイワナイトダメダァ―――

素直 毒電波かい!(笑)

 

卓人 「なんか・・・あったのか?」

ひかり(GM)「えっ?」

卓人 「いや、気のせいならいいんだけどな?」

GM すると、彼女は一つため息をつき、「・・・やっぱり、たくちゃんにはなんでもお見通しだね」

卓人 「まぁ、長い付き合いだからなぁ」

 

 十七年来の付き合いですからねぇ。

 

ひかり(GM)「実はね・・・」

 

 ひかりが話したのは、彼女の親友である野島優子と言う少女が学院から忽然と姿を消したと言うものでした。失踪当日、普段どおりに授業にも出席していた彼女は、夕方になって行方不明となったと言うのです。ホームルームで担任より告げられたのは、体調不良による急遽の帰省とのことであったが・・・。

 

ひかり(GM)「いま、うちの学校ね、変な噂があるんだ・・・」

卓人 「噂って言うと?」

ひかり(GM)「優子みたいに、ある日、フッと学校からいなくなっちゃう子が多くて、中には誘拐されたとか、殺された、とかって噂になってる子もいるんだ」

勇次 いやな学校だ・・・。

七志 北○鮮に・・・。

素直 マテェ―――!(爆笑)

 

 2004年現在、とても危険なネタです。

 

GM 時事ネタはやめよう。

七志 危険ですな。

素直 いや、違うよ、ファ○ージャみたいに・・・。

勇次 もっと、やべぇよ!(爆笑)

 

ひかり(GM)「まぁ、あくまで噂なんだろうし、電話で確認もしたけど、優子のおばさんも嘘を言っている感じもなかったし、先生が言っていたとおりなんだろうけれど・・・、でも、実際に会えないと、なんだか不安になっちゃうんだよね」

GM ここまで話して、苦笑いを浮かべながら「まぁ、こんな話してても、何も解決しないんだけどね」とひかりは言う。

卓人 「そうだなぁ、女子高の話だしなぁ(苦笑)」

 

 ・・・クスッ。

 

ひかり(GM)「ごめんね、変な話しちゃって」

卓人 「いや」

GM そんなこんなして、時計を見たひかりは、「あっ、もう、こんな時間だ、じゃ、もう、部屋帰るね」

卓人 「あぁ」

ひかり(GM)「明日から、また、一週間、寮から出られないから、しばらく会えなくなるけれど・・・」

 

ひかりの通う美山聖女学院は、中高エスカレーター型のミッションスクールです。この学院は全寮制になっており、全生徒は、決められた学生寮で生活を送っています。この寮には門限が定められており、また、終日外出が可能なのは、土日と祝祭日のみなのです。

 

勇次 さすが、お嬢さま学校、ブラボー。

七志 さすが、「マリみて」学校―――。

勇次 なにかいったか?(ジロリ)

 

 ちなみに、リリアン女学院は全寮制ではありません、あしからず。

 

ひかり(GM)「じゃぁ、今日はもう、帰るね」と言って帰ります、窓から(笑)

勇次 楽だ―――!

GM そうして、ひかりは、屋根伝いに隣の家の自分の部屋に帰って行きます。

卓人 ・・・「おぃ、慣れてるのはわかるけど、その帰り方、そろそろやめないか?見ていて危なっかしいんだが・・・」

ひかり(GM)「だいじょーぶだいじょーぶ♪」

素直 GMGM、OK、OKだ!俺が言おうかと思っていたんだ!(笑)

GM そして、ひかりは自分の部屋に帰っていきました。

 

◆ ◇ ◆

 

GM ・・・じゃ、これ以上、卓人をいじめるのもあれなので(笑)シーンを切りましょうか。

卓人(その場につっぷす)

素直 あ、倒れた(笑)

GM はい、では、彩のOP行きます。

 はーい。

勇次(ぼそっと)十五で不良と呼ばれたよ・・・(笑)

七志 じゅうごでふりょーとよばれたよ〜♪

 

 ・・・放送コードはご勘弁を(笑)

 

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