朱子 ここで、タイタスを飛ばしたり出来るんでしょうか?
素直 いや、それが出来るのは《特権階級》を持っている勇次だけ。
GM ついでに言うと、ダメージ判定では、タイタスの使用は出来ないから。
素直 ちなみに、あと何点なの?
GM 9点だよ―――。
素直 ほら、やっぱり(笑)
七志 俺の(《アドヴァイス》の)4点、入れてました?
卓人 えぇ、入れてます。
素直 きわどいなぁ・・・。
GM これで、倒せなかったら、次のラウンドになります。
朱子の手番が残っていますけれどね。
素直 そうなったら、俺ら、生きてはいられないから。
GM では・・・どうぞ!
卓人 (コロコロ・・・・)
嘲笑を浮かべる、紅き眼の君・・・。しかし、その顔には、次の瞬間、驚愕の表情が浮かべられた。突き立てられたナイフに込められた、卓人の最後の力。その一押しが、その紅き仮面に大きな亀裂を走らせる。その亀裂は、すぐに、仮面全体へと広がり・・・。
「き、貴様―――!」
その叫びを最後に、仮面は、内からの圧力により破裂するかのように・・・その異貌に不釣合いなほど、澄んだ音を立てて、砕け散った・・・。
そして、その支配を解かれたひかりの身体は、その場に崩れ去った・・・。
卓人 崩れ去った!?
GM あぁ、ごめん、倒れただけ(笑)・・・それでね?
粉々に砕け散った、紅き眼の君の《賢者の石》・・・。それは、氷が蒸発するかの様に紅い霧と化し、何かに吸い寄せられるように、卓人の元へ集まっていく。そして、卓人の持つ《賢者の石》に、音もなく吸収される。最後に、卓人の《石》が仄かに紅く発光する。
・・・それが、一千年もの長きに渡り、美山の地に封じられてきた《紅き眼の珠》の最後であった。
GM ・・・はい、これで、クライマックス終了でございます。
素直 わぁい、エンディングだ―――。
GM では、みなさん・・・頑張って侵食率を下げてください!《自律判定》のお時間です〜〜〜(笑)