PC1ハンドアウト

 ロイス=朝霧ひかり 関係=幼馴染 

カヴァー/ワークス=高校生/指定なし Dロイス=賢者の石

  UGNのイリーガルエージェントとしての自分と、“日常”の中の自分。オージャードとしての自分は、その“日常”を護るためにある。その“日常”の中でも、特に君が護りたいと思う相手がいる。同い年の幼馴染、朝霧ひかりは、今、全寮制の女子高に進学し、離れ離れとなってはいるが・・・。わが身を辛い戦いの中におくことができるのは、彼女のためであると君は思う。

 

GM お約束ですけど(笑)

PC5 来た―――!

PC4 すばらしいくらいに主人公属性がバリバリと(笑)

 

主人公属性”って、やっぱり大事ですよ・・・ね?(笑)

 

GM ちなみに、推奨カヴァワークスですけど、カヴァの方は“高校生”。

PC4 お約束ですなぁ(笑)

 

カヴァ”とは、PCの表の顔(と、言うか、日常の姿)、“ワークス”とは、そのPCの本来のスキル・・・を、表しています。

 

GM ワークスの方は、特に指定しません。そして、“Dロイス”にも指定があります。推奨Dロイス、“賢者の石”、はい(笑)

PC4 なるほど。

 

Dロイスディスクリプトロイス)”とは、前述のロイスとは扱いの異なる特殊なロイスです。通常の“ロイス”が、PCと関わりのある存在であるのに対し、“Dロイス”は、PC本人に関する“状態”を表しています。“Dロイス”を持つPCは、ただでさえ超人であるにも関わらず、さらに強力な特殊能力を有します。・・・その分、“日常”から懸け離れた存在になりやすいのですが。

 

GM では、続きまして・・・。

 

PC2ハンドアウト

 ロイス=大西紗枝 関係=仲間 

カヴァー/ワークス=高校生/UGNチルドレン Dロイス=指定なし

  UGチルドレンの施設において、エージェントとなるための訓練が開始されたその日。君ともう一人、大西紗枝は、同じ師の下、訓練を積んできた。そして、訓練が終了した日、君と彼女は、お互いのこれからの健闘を祈りあった。そんな彼女が、潜伏調査中に消息を絶ったと伝えられたのは、つい先程のことであった。

 

PC4 うわぁ(笑)

PC5 基本ですよ、基本。この手では基本ですよ(笑)

 

 UGNは、オーヴァードに覚醒しうる孤児などを集めて施設で育て、ある程度の年齢となると、エージェントとしての訓練を開始します。そして、無事、訓練を終了し、一般社会(と言っても、大体が学生としてですが)へと巣立っていった者を《UGチルドレン(UGNの子供たち)》と呼びます。彼らは、決まって、UGNに対する畏怖の念を抱いています。

 

GM 続きまして、PC3・・・。

 

PC3ハンドアウト

 ロイス=《ザ・カラミティ》土屋幹彦 関係=敵 

カヴァー/ワークス=なし/UGNエージェント Dロイス=特権階級

  かつて、君は、かの男を相対したことがある。その男、《ザ:カラミティ》の力の前に、君はなすすべもなく敗走した。チームの中で、君だけが生き残り、君は心に誓った。「散って行った仲間たちのためにも、必ず倒す」と・・・。UGN・H市支部に配属され、この地での生活にも慣れてきたころ、ついに、あの男の手がかりをつかんだ・・・!

 

PC5 負けスタートだぁ(笑)

GM 名前、ばれてるよ。わかりやすくていいけど(笑)

PC4 わかりやすいなぁ。1、2、3と続いてるよ(笑)お約束だなぁ。

GM 次はPC4なのですけど、とりあえず置いてときます。PC5ハンドアウト。シナリオロイス“白川佐代子”、関係・・・“生徒会長

一同

 

PC5ハンドアウト

ロイス=白川佐代子 関係=生徒会長

カヴァー/ワークス=高校生/なし Dロイス=指定なし

  君は、UGNのイリーガルエージェントである。UGNの正規エージェントだけでは対処できない際に、彼らの活動・・・FHの起こす事件の解決に協力するのが、イリーガルの役目である、そして、今回、新たな任務が君に与えられた。しかし・・・。これは一体なにごとだろう・・・?

 

PC5 あぁ、GM、「マリみて」のネタ持ち込んできやがったぞ。

 マリみて」=「マリア様がみてる」(集英社 コバルト文庫刊 今野緒雪著)のこと。

PC4 今までの、全部がお約束の塊なのですなぁ(笑)気のせいですか?

 

気のせいです(キッパリ←でも、確信犯

 

GM えぇ、そんなわけで、最後、PC4のハンドアウト。順番が前後しましたが・・・。

 

PC4ハンドアウト

 ロイス=《緋幻華御前》 関係=伝説の鬼姫

カヴァー/ワークス=なし/検怪異使 Dロイス=伝承者

  京都がまだ、平安京と呼ばれていた頃の時代。人々の様々な思惑、謀略姦計、呪い・・・。そして、鬼、怨霊が跳梁跋扈するかの都において、かのアヤカシの者どもを懲伏するために設けられた機関があった。その機関に所属する武士達は、《検怪異使》と呼ばれ、都の闇に潜む魔性等と幾多の戦いを続けてきた・・・。この戦いは・・・現代においても続けられている・・・。

 

PC5 GM、伝説好きだなぁ!(笑)

PC4 ここで、重要なことがあります。

GM はい?

PC4 お姫さまの語尾に「じゃ」をつけて頂くと僕は・・・(笑)

PC5 ・・・しかし、無理やり持ってきやがったなぁ、あのネタを。

GM えぇ(にっこり)

 

 “あのネタ”=「アルターライン」のネタです。前述しましたが、このサプリメントに収録されている“平安京物怪録”と言う“ステージ(舞台設定)”を使用することで、平安京を舞台にすることができます。

 今回は、「アルターライン」発売後、初のセッションだったので、ちょっとだけ使いました(笑)

 

PC5 てぇわけで、この中から(自分のPCのハンドアウトを)選ぶわけですよ。

GM なお、PC4を選んだ方には、もれなくアルターラインの設定(「平安京物怪録」の設定)がついてきますので。

PC5 ほら(笑)そんなわけで、PC5のハンドアウトがほしいです。

PC4 PC4のハンドアウトを条件付でほしいです。

GM ・・・「じゃ」? って、伝説の人なんですけど、御前様(笑)

PC2 じゃぁ、PC2のハンドアウトもらっておくかな?

GM PC2、4、5持ってかれた・・・はや!(ここまで、20秒間のこと)

 

一瞬で3人のハンドアウトが確定し、テーブルの上に残されたのは・・・。

 

PC5 さぁ、残りはもう・・・あっ。

 

その時、サッとPC3ハンドアウトを持っていくPC3

 

GM (PC1に向かって)ご愁傷様です(笑)

 

 そして、その場にくず折れるPC1。

 

PC1 はや―――っ!

GM がんばって、主人公やってください(笑)

PC1 なんで、俺が主人公なんだよぉ(泣)

PC5 では、キャラ紙―――(←PC記録用紙のこと)

GM じゃぁ、キャラ紙配るかぁ。

PC4 復讐者は昨日やったから、もぉいい(笑)

 

 PC4は、前日に「ドラゴンアームズ(これもFEARのTRPG)」で、復讐に燃えるPCを演じていたのです。

 

GM それでは、キャラクターを作ってくださーい。

 

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