〜TRPGをご存じない方へ〜



<>TRPGとは?<>


 「TRPG」とは「テーブルトークロールプレイングゲーム」と言うゲーム大系の略称です。
 では、そもそもロールプレイングゲームとは、どのようなゲームかと言いますと、それぞれのプレイヤーが、「キャラクター(以下「PC」)」の役割を演技しながら、架空の世界での冒険を楽しむと言うものです。
 コンピュータRPGの場合では、すでに冒険の舞台と行動の選択しが決められており、その中でのみ冒険を楽しむことができるのに対して、TRPGでは、ゲームの進行役である「ゲームマスター(以下「GM」)」の設定した冒険の舞台で、各プレイヤーは、ルールに定められている制限の中、己のPCを自由に行動させることができるのです。<>BR  ゲーム内における全ての裁定(武器で攻撃した際の命中の有無等)は、GMの判断により、「行為判定」を直接行うことによって解決されます。当然ながら、PCの能力によって、この判定の正否の度合いは大きく変わっていきます。
TRPGにおいては、行動の正否を判断するためのサイコロやトランプと、筆記用具、PCの記録用紙、ルールブック(「システム」とも呼ばれます)、冒険のシナリオ、そして、3〜5人のゲームを楽しむ仲間さえ揃えられれば、すぐにでも冒険を始めることができます。

 「TRPG」の他のゲームに見られない最大の特徴は、プレイヤー間の協調性が重用視されるゲームだと言うことです。コンピュータRPGにも当てはまることですが、一人の勇者がいたとしても、その勇者一人で事件が解決されることは、まずありえません。勇者をサポートする様々な人々の協力があって、初めて、勇者の本領を発揮させることができるのです。ただし、コンピュータRPG では、この「協力者」は勇者(つまりPC)に協力的であるようにプログラムされているものですが、TRPGでは、そうもいきません。GMの操る「NPC」以外のキャラクターは、全て現実の人間が操っており、そして、全てのPCが、「勇者」でありうるのです。
 「TRPG」では、たった一人のPCだけで、事件を解決させることは、ほぼ不可能といっても過言ではありません。全てのPC(そのプレイヤー)の協力があってこそ、初めて事件を解決させることができるのです。そして、事件を解決させた達成感を、全てのプレイヤーが共有できるのです。そして、「TRPG」の最大の楽しみは、この「達成感」と「冒険の記憶」の共有にあると言っても良いのです。
 
 さて、ここまで、「TRPG」とは何かと言うことを述べて来ましたが、なにぶん、TRPGを感覚的に楽しんできたSalixのこと、変な解釈や矛盾した点もあるかと思います。インターネット上では、他にも多くのサイトで「TRPG」について書かれていますので、もっと詳しく「TRPG」について知りたい方は、それらのサイトをご参考下さい。


     
もどる / Manuへもどる