〜初大陸渡航記念〜 (11/16作成)


上海散歩スポットNO.1(^^;


 
〜1日目〜
 成田空港に到着したのが、10時半すぎ。中央線(日野〜東京間)の通勤(満員)電車と、 成田行き快速の乗り継ぎでヘトヘトになりながらも何とか成田空港へ到着した日野メンバー一行。 快速への乗り継ぎの段階で名古屋方面のエリアのメンバー達と合流し、とりあえずは、待合室(?)で休憩。 今回、この研修旅行(実態は、観光慰安旅行)で成田空港から出発するのは、 「関東」「神奈川」「中日本」の3つの営業所のメンバーで、残りの営業所は、 名古屋空港と関西国際空港から出発することになっていました。
 そして、成田出発の全メンバーが集合し、旅行会社の添乗員の方からの説明を聞きつつ、搭乗手続きをすることに。 そこで、何気なしに見た電光アナウンスに不穏な表示が・・・。
「上海行き○○○便、(機体点検のため)出発時刻14:10に変更」
ちなみに、本来の出発時刻は13:40でした。まぁ、なんとか、それ以上の変更はなく、成田を離陸。 一路、上海浦東国際空港へ・・・!
 実は、私、今回のこの旅行が初海外なのでした(^^;
ですので、機内で食べた機内食も初ですし、日本人以外の客室乗務員(スチュアーデスさん)も初で、 結構わくわくしてたのですが・・・。一番、びっくりしたのは、空から見た海の広さ! いやぁ、日本と中国、地図上ではとても近いですが、実際には凄い距離があるのですね!(^^; 一面、海、海、海でこれまたびっくりでしたよ(←小市民(笑))

 さて、上海浦東空港へ到着したのが、17時30分、そこで、今度は入国審査で30分程待たされ(苦笑)、 ようやくホテルへのバスに乗り込む一行。実は、18時30分から社員総会の予定で、 尚且つ、空港〜ホテル間が1時間の距離だと言うことで、「もしかして、到着直後に(休みなしで)総会!?」と戦々恐々する私・・・。
 そこへ、なんと、不穏な噂が・・・。
関空メンバー、まだ、日本にいるらしいよ・・・
な、なんですと!?
 ホテルへの移動の最中、バスの中で現地添乗員さんからの情報によるところ、関空発上海行きとなる機体が、 北京から飛んでくるはずが、何かのトラブルで北京へ引き返してしまったとかで、出発が大幅に遅れているらしいとのこと・・・。
 そんなわけで、社員総会も翌日に延期となり、夕食となり(中ホールにて社員全員での食事会です)、その席で社長から・・・、
「関空のメンバー、出発は23時らしく、上海到着も(夜の)2時くらいになりそうなので、 彼等には悪いけれど、とりあえず食べてましょう」
とのことで、食事会がスタート。
・・・南無阿弥陀仏・・・(死んでないって)

〜2日目〜

 この研修旅行は、3泊4日で行われたのですが、初日と最終日は、ほとんど移動に費やされていたため、 実質2〜3日目が上海〜蘇州観光となりました。
 そして、前日のゴタゴタの影響で、早朝(社員)総会を終えた一行はバスに乗り、上海観光を開始しました。 さすがに、関空出発組はグッタリしてましたが・・・(^^;
 上海博物館(中国三大博物館の一つ)から始まり、浦東地区(ここでは、最寄の茶屋で「聞茶」を体験しました〜)、 紫錦城で昼食、東方明珠塔(アジア最大の電波塔)とまわり、夕食の後に「上海雑技団」の公園を鑑賞するべく雑技場へ。


上海雑技団のみなさん

 この雑技場、尋常ではない大きさです。デジカメで撮影しようにも収まりきらないために断念したくらいに大きな建物でした。 「上海雑技団」・・・中国に数ある雑技団の一つですが、メンバーはほとんど農村の子供たちなのだそうです。 中国では、農村の出身の者は一生農村で暮ら定めにあるそうで、それを抜け出すには、大学に進学するか、 雑技団に参加するかしかないとか・・・。その雑技団員の年齢は、下は6歳から参加しているそうです。 そんな子供たちが、最高の笑顔で最高の演技を行ってくれるものですから、思わず・・・萌え〜〜〜!!な気分に(^^;
・・・危険でした(^^;;;

 で、この日最後のイベント(?)は、中国式マッサージの体験でした。  足裏マッサージと全身マッサージが選べたのですが、私は「全身」を選択。
 で、こちらのマッサージ被体験者は約20名。一度にできるのかと心配していたら、 マッサージ師もこちらの人数分そろえてきました(オォ)マッサージ師軍団は、男性女性の混成軍だったのですが、 とりあえずランダムに当てられることになり・・・できれば、女性が良かったなぁ・・・(^^;) しかし、かなり痛かったですよ、このマッサージ。その一方で、内腿はあまりのこそばゆさで、 いたるところから悶え苦しむ笑い声が・・・(^^;
 まぁ、中国旅行されるのでしたら、一度は本場のマッサージを体験してみてください。ただし、足裏の方が良いかも・・・です(^^;。

〜3日目〜


拙政園いろいろ


 この日は、9時にホテルを出発し、一路、蘇州へと向かいます。蘇州では、世界遺産である「拙政園」から始まり、 シルク刺繍の見学、虎丘、シルク綿工場と周り、上海へと戻るコースとなりました。
その中で、最も感動したのが、シルク刺繍でしょうか?蚕の吐く糸のままの細さで丹念に縫い上げていくそその刺繍は、 写真でも見ているかとも思えてくる精密さで、見る者を感動させてくれること請け合いです。 ただ、長い年月をかけて製作されていくため、中国と言えどもかなりの高額となり、とても手が出せませんでした。
それにしても、精巧な高額品と、お土産レベルの安価品のレベルの差は一体・・・?(^^;


本当に曲がってます・・・。

 あと、「三国志」通の方は間違いなく感動するのが「虎丘」でしょう。 なんと言っても、三国時代の「呉の国の王様の城」・・・つまり、孫権の居城と言うことですからねぇ。
考古学者たちの説によると、虎丘の中央にある「斜塔」が、三国時代よりも後に建設されたことから、 この斜塔の地下に孫権の墓があるのでは?とのことです。実にミステリーな話ですが、現地で実物を見ていると、 あながちデタラメでもない気がしてきました。

 上海に戻り、夕食を食べた後、各自自由行動と言うことで、めいめいに夜の町へと繰り出していきました。

〜補足〜

 どの観光地へ行っても遭遇するのが、
シャチョサン センエン コレセンエンネ!
添乗員さん曰「マフィアと繋がっている」とのことですが、扱っている商品がまた多彩です。 (謎の)ロレックスに始まり、スカーフ、扇子(大小)、弦楽器、石臼、ランプータン(果物 )と実に多彩・・・。見ている分にはとても面白いです。

〜料理〜

 今回は、4日中3日間通して上海料理でした(1日だけ蘇州料理)。この料理の特色は、 「あっさり、甘め」だそうで、コッテリ系を予想していた面々には、物足りなかった様子です (私は、あっさり系の味に慣れていたので問題なかったですが・・・)。 しかし・・・、いくら日本人には現地の水が合わないとは言え、 ビールとスプライト以外に飲み物がないのは何故だったのでしょう??(お茶はありましたけれど・・・)
あと、上海の人々は、お茶にも砂糖を入れるようです。胃への負担をかけないようにとの配慮とのことですが、 緑茶はともかく烏龍茶にも砂糖を入れると言うのは、日本では聞かない話ですよね。味のほうは・・・微妙でした(^^;

〜物価〜

 物価はとても安い!500mlペットボトルのサントリー「午後の紅茶」が3.5元

低糖緑茶と午後の紅茶

レートが1元=16〜17円ですので、日本円で50円ちょっとです。日本では考えられないお値段ですよ。 でも、外資系のお店は、そんなに安くはなかったです。例えば、「スターバックスコーヒー」で、 キャラメルマキャート+ブラウニーで約35元(約450円)でした。国家を大事にする中国ならではと言えばならではですがね(^^;

 そして、4日目に浦東空港より日本へ帰り、今回の旅行は終了となりました(ちなみに、ホテル出発は6時30分でした(^^;)。
初の海外旅行でしたが、片言の英語でも何とか通用するし、 実にエンジョイできる旅行を企画してくれた会社に感謝しつつ、この文章を打っています。 ・・・今度は、「万里の長城」を見に、北へ行きたいなぁ・・・(^^;

 さぁ、皆さんも中国へ行って見てください。
なにか、日本では味わえない新たな感動が待っているかもしれませんよ?


こんなのありましたよ(^^;

〜完〜


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