〜松島宿泊観光レポート〜
(3/16作成)



ウツボ〜〜〜!

 この日(3月8日)は、お昼過ぎJR仙石線「松島海岸駅」へと到着。 駅のホームは、ちょうど高台の上にあり、松島の海を一望できるようになってます。「朱色の橋」で有名な福浦島もばっちりと見えましたよ。 改札を出てすぐのところで、駅長さんが各観光名所の前売り観覧券を販売していたので、それを購入。早速、松島観光を開始しました。

 まず、最初に訪れたのは、駅からすぐの場所(真向かい)にある「マリンピア松島水族館」。 水族館と言えば、名古屋にいた頃にも、度々訪れていましたが、さすがに、こちらの水族館には、ベルーガ(シロイルカ)は、いませんでした。 でも、アレがいましたよ。マンボウが・・・! あの巨体が、何を考えているのか全くわからないポーカーフェイズで、ホワーっと浮かんで泳いでいる様は・・・なんとものどかでした。 惜しむらくは、マンボウの水槽が、ちょっと狭かったことでしょうか。広い水槽内を優雅に泳ぐマンボウ・・・見たかったですねぇ。

マンボウでし


 さて、この時期、隣町の塩釜ではカキが旬と言うことで、焼きカキの屋台がでていたのですが、 この水族館のサービスで、ご来店者全員に焼きカキのサービスと言うのがありました。 館内の観覧は一通り終わったので、この期に、焼きカキを舌鼓・・・磯の香り漂うフレッシュなカキを堪能できました。 ・・・カキは、サッと火を通す(要するに半生)のが、もっとも美味しいと言われており、今回もその状態を頂いたのですが、食べてから思い出しました ・・・私、生カキってだめなのですよ・・・(^^;でも、美味しかったと思います、ハイ。

プレゼント分は1ヶです


 さて、次に訪れたのは、瑞巌寺。 鎌倉時代に開かれたお寺で、ここの見所は本堂内の絵画彫刻・・・となっていますが、私的には、一番の見所は、「石窟寺院跡」の方だと思っています。 本堂へと続く参拝路の脇を迂回するようなコースでこの石窟群があり、そこに大小様々な仏像が鎮座していたり岸壁に彫られていたり・・・。 見るものに「何か」を感じさせてくれる遺跡です。

瑞巌寺境内


 そして、次に訪れたのは、松島随一の観光スポット「五大堂」、平安時代に小島の上に建てられたお堂で、ここへは、朱色の小橋を渡って行き来します。 このお堂、十二の方位にそれぞれ干支の動物たちが彫られており、方角を表しているのだとか・・・。 本尊の五大明王は拝見できませんでしたが、私の干支も、しっかりと見つけてきましたので、よしとしましょう(^^;

五大堂正面



 さてさて、実は、この段階までの間、宿泊するホテルへのチエックイン前です。チェックインが午後3時からと言うことで、それまで、宿泊用荷物を持って観光していたのですが・・・。 重いし、(鞄の)車輪が立てる「ガラガラ」と言う音のなんともやかましい音のため、周りの観光客の目が痛かったです・・・(^^;;; でも、五大堂を出たあたりで、ちょうど良い時間となり、宿泊するお宿「松島センチュリーホテル」へ。 一人旅なので、当然シングル部屋なのですが、まず驚いたのが、部屋の広さ!・・・いや、今まで宿泊するホテルと言えば、 ビジネスホテルばかりだったため、狭い部屋に慣れていただけの話なのですが・・・それでも、さすが観光ホテル!!と、部屋に入るなり、感動した私でした(^^;



 ホテルに荷物を置いた後、最初に訪れたのは、福浦島です。 そう、松島海岸駅からすでに見えていた、あの朱色の橋のかかる、松島にある大小の島々の中で、もっとも大きい島です。 この島、特に遺跡があるとかそう言う所ではないですが、とにかく自然がたくさん残っている島です。朝方の散歩には、最適なのではないでしょうか? ただし、橋を渡るのには200円が必要(有料なのです)な上に、ゲートを通過しなくてはいけませんので、ちょっと無理ポイですね(^^;

福浦島


 この日、最後に訪れた観光スポットは、「オルゴール博物館」。世界中のオルゴールが展示・演奏されると言うなんともメルヘンチックな場所・・・と思いきや、 マーチングバンドさながらの大演奏を聞くことに!実は、「オルゴール」と言う言葉、日本でのみ使われるのだそうで、ヨーロッパ方面では「オルガン」と賞されるそうです。 要するに、鍵盤を弾かない「オルガン」なのですよ、ここにある「オルゴール」は。 もっとも、即売品コーナーでは、見慣れたオルゴールたちが売られてたりもしますが、「オルゴール」の常識を覆される体験ができました。

世界で2番目に大きな「オルゴール」


ストリートオルガン(手巻き式)


 ホテルで一泊し、チェックアウト後、最初の観光スポット「みちのく伊達正宗歴史館」へ。ここの見所は、何と行っても日本最大級と言われる数の蝋人形たちでしょう! それはもう、まことにリアルな人形たちがお出迎えしてくれるのです。そんな蝋人形たちが、伊達藩主、伊達正宗公の生い立ちを紹介しているのです。 あと、この時、特別企画で小泉純一郎首相の蝋人形なんかも展示されていました。

そっくり・・・。


 最後に、道すがら、お土産(「むぅ」)などを買いつつ、「観欄亭」を見学しつつ、お抹茶を頂き(和菓子付き300円)一息付きつつ、仙台へと戻っていったのでした。

揚げたて最高〜〜〜!!


 出発前日、宮城県は強風雪に見舞われていたため、海もしけているかと思っていたのですが、いざ行ってみれば、海は至って穏やかに出迎えてくれました。 連休だったからこそ可能だった、のんびりとした松島観光。とても、有意義な一時をおくれました(^^



〜完〜


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